GRETCH 6120
うろおぼ絵GRETCH。
グレッチと言えば、ブライアン・セッツァー、ロカビリーというイメージができあがってしまていて、なんとなく取っ付きにくい気がしてた。僕らより若い世代にはベンジー、ブランキージェットシティの浅井健一なんだろうが、全く知らない。ちょうど、その頃から新しい音を聴いてなかった。しかも日本の音楽シーンにあまり感心もなかった。
なのでグレッチもあまり関心がなく、とうかフルアコとかセミアコといった箱ものエレキに関心が無かったのだ。ところが、BluesやJazzっぽい音楽を聴くようになってから、箱ものにも関心が湧くようになる。
とくに、興味を持ったのはピックギターやドブロであるが…。
もともと、レスポールは好きであったので、バイオリンなどの弦楽器に似た形をしたセミアコも形自体はそんなに嫌いではなかった。ただ、高級感があるもんで、金持ちのじじいが道楽で買いそうな成金趣味的な匂いを感じてしまっていたのだ。特に、指板に豪華なインレイが施されていたり、金物がゴールドパーツであったりすると、嫌みに見えてしょうがなかった。
しかし、基本的な形はそれぞれに個性的な曲面で構成されていたり、木目を生かした美しい塗装であったりと、造形的には魅力あるものである。
そして、音に関しても、335などのセミアコがいかに万能選手であるかというのを、手にして初めて知ったのである。
そんな箱ものに対する偏見が無くなって来た折、グレッチというやつは、自分で弾いたことは無いが何かイナタイ音がするなと感じた。ギブソンやフェンダーの箱ものに使われてるハムバッカーやP-90とは違う、独特の音。フィルタトロンのせいなのか。
それに、なんとも見た目が美しい。そんな、印象だけで描いてみたら、スイッチ、ノブ類が随分違ってるぞw
Good Luck!