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HORAI

蓬莱は、方丈・瀛州(えいしゅう)とともに東方の三神山の1つであり、渤海湾に面した山東半島のはるか東方の海(渤海とも言われる)にあり、不老不死の仙人が住むと伝えられている。徐福伝説を記した司馬遷『史記』巻百十八『淮南衡山列伝』で記されている。

中国最古の地理書「山海経」の「海内北経」に、「蓬莱山は海中にあり、大人の市は海中にあり」と記されている。「市」とは蜃気楼のことで、実際、山東省の蓬莱市(旧蓬莱県)は、蜃気楼の名所で古来より有名である。(wikipediaより)

蜃(しん)とは、蜃気楼を作り出すといわれる伝説の生物。古代の中国と日本で伝承されており、巨大なハマグリとする説と、竜の一種とする説がある。蜃気楼の名は「蜃」が「気」を吐いて「楼」閣を出現させると考えられたことに由来する。霊獣の一種とされることもある。

道教の流れを汲む神仙思想のなかで説かれるものであり、日本でもそこから派生した解釈がいろいろとあるようだ。そして四神の一つ、霊獣の玄武。

玄武は、北方を守護する、水神。「玄」は「黒」を意味し、黒は五行説では「北方」の色とされ、「水」を表す。

脚の長い亀に蛇が巻き付いた形で描かれることが多い(尾が蛇となっている場合もある)。ただし玄天上帝としては黒服の男性に描かれる。

古代中国において、亀は「長寿と不死」の象徴、蛇は「生殖と繁殖」の象徴で、後漢末の魏伯陽は「周易参同契」で、玄武の亀と蛇の合わさった姿を、「玄武は亀蛇、共に寄り添い、もって牡牝となし、後につがいとなる」と、陰陽が合わさる様子に例えている。

「玄武」の本来の表記は(発音は同じ)「玄冥」(「冥」は「陰」を意味し、玄武は「太陰神」とされた)であり、(北方の神である)玄武は、(北にある)冥界と現世を往来して、冥界にて(亀卜=亀甲占いの)神託を受け、現世にその答えを持ち帰ることが出来ると信じられた。(wikipediaより)

なんとなくなんだけど、この蜃と玄武。そして、蓬萊山。イメージがごっちゃになって、巨大な亀の上に竜宮みたいなのが乗っかって、蓬萊山になってるという、勝手なイメージが頭の中で出来上がってしまってる。

とにかく海の中には不老不死の仙人が住む桃源郷のような蓬萊山があって、それは蜃気楼のように見えたり見えなかったりするのだ。きっと。

Good Luck!

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