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Sunny Side Up

目玉焼きは裏返さない、半熟より固めが好き。

塩胡椒もいいが、醤油が好き。

ケチャップも無くはないが、あれはハッシュドポテト向きだと思う。それと、パンがお供の時だね。

ご飯と一緒に食べる朝食には、醤油だろう。味付け海苔と、納豆も付けたい。

まず最初は、玉子焼きか、目玉焼きかという選択である。

出汁巻き玉子というのもなかなか捨てがたいのであるが、美味しい出汁巻き玉子というのは、鮨屋に任せるしかないのではないか?というぐらい難しい気がする。

そこで目玉焼きにしぼろうと思うのだが、焼き方である。Sunny Side Up / Turn Over という言葉を知るまでは、裏返す目玉焼き(Turn Over)というものがこの世に存在することさえ考えも及ばなかった。裏返して焼いたりしたら、目玉焼きに見えないではないか。だから、いまだに目玉焼きと言えばSunny Side Upしか考えられないのである。

そして焼き方は半熟か固焼きかで意見が分かれるところ。半熟派がかなり多いような気がする。黄身を箸で突いてドロッと黄身が溢れる絵はシズル感があっていかにも美味しそうである。中まで固く火が通っていると、ポロポロくずれて見た感じはあまり美味しそうに見えない気がする。

実際食べてみると…どちらがいいかはやっぱり好みだ^^;;

そして、味付けは、シンプルに塩、胡椒。あるいは醤油、ウスターソース。あるいは、ケチャップあたり。

冒頭にも書いたが、これはお供の食材によって変わってくるだろう。

まあ、全ては個人の好みなので、何が一番とは言い切れないのだが、同居人と好みが違うといざこざの種になりかねない。食べ物の好みというのは、ある程度の好みの方向性が揃ってないと悲惨なことになりかねない。もっとも顕著なのは醤油の好みだろう。関東はだいたい塩辛く、関西はややまろやかで、九州は甘い醤油が多いようだ。家庭で料理されるものの半数以上は醤油を使っているのではないだろうか?また、味噌も同じように頻繁に使われる。もちろん塩はよく使われるが、醤油や味噌程に味の差が大きくはない。

長年の週間によって味覚の好みが変わり、慣れてくるということはあるが、結構時間を要すると思う。気候風土の差によって生まれた調味料や調理法の差は、そこで生まれ育った人間にもその記憶を強く植えつけているのだろう。

ただ、全く経験したことないような味に遭遇した時にも、経験した味覚の延長線上に想像できる美味しさが、美味しいと感じるのではないか。そう、だから、味の好みのベクトルが別の方向を向いてる人と食事をするのは最悪なのである。

まあ、どうでも良いようなことではあるが、美味しい美味しくない、良い悪いという判断は主観の部分が多いので、何が正しいということはないのではないか。ただ、趣味趣向の違いが必ずそこには存在するという当たり前なことが大切だと。

Good Luck!

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