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164

3.0 V6なんとも良い響き。今となっては、もうそんな大きい車に乗ろうなんて思わない。

ALFA ROMEO 164 いい車だった。ただ、街中をちょこちょこ走るコミューターとしては最悪。小回りが利かない。パワステは気を遣う。燃費は悪い。(アメ車なみだったね)

イタリア車はよく恋人のようだと例えられる。日本車は良妻。

ヴェローチェも乗ってたことがあるけど、なかなか手がかかる。もっとも、それも楽しいのだが。そして、運転するのが楽しい。けっしてそんなに速いわけではないと思う。そういった意味での性能のいい車は日本車の方が多いのではないだろうか。

まあ、いろんな楽しみ方もあるので車を趣味にしている人には、それぞれの言い分があるだろう。

とにかく、3.0 V6 SOHC12v のエンジンはその音とパワーの盛り上がり方がダイレクトというか、なんとも官能的なのだった。

人生に潤いを

そんな風に感じることができる車であったと思う。しかし、10年を過ぎれば税金が高くなり、ガソリン車は環境に優しくないとかいってハイブリッドや電気の車が増えてくるなか、ひとつの時代を作ってきた名車達はどんどんとスクラップにされていっているのだろう。

消費する燃料の問題はあるとしても、製品を長く使ってゆっくり消費することによって環境負荷を軽減するということは顧みられていない気がするのであった。

そういった面では、古き良きアメリカの時代の大量生産大量消費の伝統は、ここ日本で、未だに続いているのではないかと思うのであった。

Good Luck!

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